ハワイアンキルトを独学で頑張るブログ

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ハワイアンキルトのバインディングについて

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こんにちは〜いっちーです。

昨日はバインディングのテープを縫い付けました。1辺が約1mなので4辺に付けると合計約4m。腱鞘炎の親指がちょっと痛くなりました。無理は禁物w

 

 

バインディングの種類

 

バイアステープでバインディングする

ハワイアンキルトの本やネットでバインディングの方法を見ると、だいたいが45度のバイアスでテープを作る方法が書いてあります。

布の目の斜めのことをバイアスと言いますが斜め45度のバイアスを正バイアスと言うそうです。

布は縦の方向が1番伸びにくく、バイアスの方向が1番伸びます。

 

 

バイアステープも斜めの布で作ることで、カーブなど曲線に沿ってテープが伸びるので綺麗な仕上がりになります。

 

丸いコースターやファスナー部分が丸くカーブしているポーチなど曲線があるハワイアンキルト作品のバインディングはバイアスでテープを作ると上手くいきます。

市販のバイアステープでもOKです。

 

タペストリーやクッションなどの四角形もバイアステープで包むのが一般的。昔はいっちーもバイアステープでタペストリーのバインディングをしていました。

大きなハワイアンキルトはテープを繋げて1本の長いバイアステープを作ります。

角は額縁仕立てです。

 

縦方向または横方向でテープを作ってバインディング

 

縦方向または横方向でテープを作り、1辺ずつ縫い付けて行くバインディングもあります。

斜めに布を切らないので無駄がありません。

角は真っ直ぐです。

 

裏布で包むバインディング

 

キルティングをする時にキルト芯と裏布を大きく切って使いますが、その大きくとった裏布をそのままバインディングに使う方法もあります。

裏布以外の部分を出来上がり線でカット、三つ折りできる分の裏布を測り綺麗にカットした後、表側に三つ折りして土台布だけすくって奥たてまつりで縫い付けます。

お気に入りの裏布がそのまま縁取りになるのでいいですね☺️

 

3種類のバインディングを図に書くと

 

こんなイメージになりますが、私の書いた図でわかるかな。

詳しいやり方はそれぞれネットで探すと出てきますので、ググってみてね😉

 

私はテープ作りからバインディングの縫い付けまで全部手縫いでやりますが、ミシンで縫い付ける方法もあります。

ミシンの方が早いけどズレるのが怖いのでやった事はありません。

大雑把ないっちーは絶対にやらかすw

 

私のバインディングは複合型

主に3つのバインディングの種類がありましたが、私はそれのいいとこ取りの複合型です。

タペストリーのバインディングは直線縫いだけなので

バイアスにする必要ある?と疑問に思い、横地か縦地で布を切ってバインディング用テープを作ったら普通に綺麗にできたので、それからは横方向に布を切って1本に繋げ、額縁仕立てでバインディングしています。

 

バインディング用テープの作り方

 

今回のタペストリーは1辺が99cmくらい。

108cm巾の布から横方向のラインで6cm巾のテープを4本切って作ったらけっこうギリギリな感じだったので念のため20cmくらい付け足したけど、付け足した部分の縫い線の1歩手前で済みました。

 

1、布を中表(表同士が内側)で合わせて45度のライン上を縫います。

並縫いはできるだけ細かく縫うと倒した時に綺麗です。

 

仕立てる時に私は四ノ三の和針を使っています。

 

和針は着物など和裁で使う針で、直線縫いに特化した硬くて先がめっちゃ鋭い針です。針穴は丸穴で針先から針穴までシュッとしてますw

さすが直線縫いに特化しているだけあって、めちゃめちゃ縫いやすい!

普段ハワイアンキルトで使っているアップリケ針やキルト針と比べると長いので最初は戸惑いましたが、いざ縫ってみるとスイスイ縫えるのでもう手放せないです。

四ノ三の四は絹用、三は長さです。

他に三ノ◯という和針がありますが、こちらは木綿用で四より太い針です。

 

因みに小学生の時に使った裁縫箱に入っていた針はメリケン針という洋針です。アップリケ針やキルト針もメリケン針です。

針のことも後日詳しく書きたいと思います。

 

2、縫った線から1cm残してカットします。

 

3、上の布を表に折り返した状態が3になります。

 

縫い代を開く(または割る)は、カットした縫い代の布を両側にそれぞれ倒すことをいいます

片方にまとめて倒すことは片倒しです。

 

バインディングの布ができたら半分に折り(ダブルバインディング)切れ端側に縫うラインを書きます。今回はアップリケがギリギリだったので7mmにしましたが、普通は8mm。1mmの違いは大きい、たぶんw

1cmの巾にしたい時はキルトの厚みを考慮してプラス5mmの6.5cm巾でテープを準備します。

 

バインディング用テープの付け方

 

出来上がったハワイアンキルト作品の表側にバインディング用テープを重ねて

半返し縫いで縫い付けます。

なぜ半返し縫いなのか?

わかりにくいかもしれませんが、ペンの左が並縫い、右が半返し縫いで縫った表側の状態、左側の方が縫い目が波打ってると思いませんか?

半返し縫いだと布が波打たずに綺麗に見えます。なので半返し縫いで縫い付けるわけです。

縫う時はキュッと糸を引き気味にします。

グルっと1周縫ったら裏に返し奥たてまつりで縫っていきます。

角は額縁仕立て。

 



またグルっと1周縫い付けて完成です。

 

ハワイアンキルトのタペストリーを壁に飾るための棒通しも縫い付けますが、長くなったのでそれは次回に。

 

バインディングのまとめ

数カ月もの長い間、ひたすら縫い続けたハワイアンキルトの完成が近づいてくるとワクワクしてきます😆

バインディングのやり方も人によって違いますが、自分のやりやすい方法が見つかればハワイアンキルトを作るのも楽しくなってきます。

 

今回のやり方はあくまでいっちーのタペストリーのバインディングのやり方です。

教室に通っている方は先生のやり方でやって下さいね☺️

 

最後までお読みいただきありがとうございました。